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更新日:2025年3月31日
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平成26年度からスタートした「職員力向上プロジェクト」は、本市の行財政改革の考え方に基づき、職員や組織の質を高め、生産性の高い業務体制を構築し、もって住民福祉の向上につなげていこうとするプロジェクトです。
この取組は、若手職員を中心にプロジェクトを検討するメンバーを募り、鎌倉行革市民会議委員の協力を得て、日々の業務を行う上で何が課題なのかを出し合うことから始めました。
課題発見のプロセスでは、職員が日頃から感じている様々な疑問が出されたことから、これらの課題に対応するための取組を「職員力向上プロジェクト取組の体系表(以下「体系表」という。)」に整理しました。また、この体系表を各課へ周知し、それぞれの課において個別具体に進めていく課題解決のための活動を定めました。
各課の活動内容については、日々の業務を進める上で原点に立ち返る基本的な取組が数多くあり、これを可視化し、言語化することによって組織の土台が固まり、組織風土が変革し、ひいては職員や組織の質の向上につながるものと捉えています。
平成27年度からは、より生産性の高い業務体制を構築することを目的として、業務改善に特化した「小集団改善活動」の仕組みを取り入れ、体系表に基づいた各課の取組と合せて二つのプロジェクトを推進しています。
各課から職員力向上プロジェクトメンバーを集め、鎌倉行革市民会議委員の協力を得て、職員や組織の課題だしとその課題に対する取組を体系化しました。
その体系化された取組テーマに基づき、各課で具体的な取組を策定し実施しています。
各課で実施された取組については、年度終わりに実施の成果報告を受け、行革市民会議に報告しました。
平成26年度の作成した取組の体系表に基づく各課の取組については平成27年度も継続します。
ただし、原課の負担を軽減するため取組の策定や結果の報告などは求めないこととし、代わりに部長の実績評価に組み入れることで成果創出に向けたマネジメント効果を期待します。
超過勤務時間数などで課題を抱えている課を対象に、業務改善に特化した新たな取組を実施します。
平成26年度に作成した取組の体系表の中でも、業務改善により改善できる課題が多くみられ、実施効果や全庁への横展開の可能性などを考慮して業務改善の取組を行うこととしました。
取組の成果については、「平成27年度 鎌倉行革市民会議 開催状況及び会議録」の第2回会議録をご覧ください。
職員課と協同し、超過勤務時間数の多い上位30課を対象に業務改善研修を実施します。
改善に必要な知識やスキルを学ぶとともに、実際に改善案を検討しそれぞれの課で実施していきます。
平成27年度と同様、取組の体系表に基づいた各課の取組と、業務改善に特化した、小集団改善活動を継続実施します。また、職員課と協同し、業務改善研修を年3回実施します。
所属課室:共生共創部行政マネジメント課行政マネジメント担当
鎌倉市御成町18-10本庁舎2階
電話番号:0467-23-3000