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更新日:2021年11月19日
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旧村上邸は、東御門という地名の静かな谷戸に建ち、広い敷地、雰囲気ある竹垣や門などを持つ鎌倉の典型的なお屋敷です。
旧村上邸の主屋は、昭和14年(1939年)以前に建てられた建物に、現在まで幾度か増改築を行いながら使われ続けてきた和風木造住宅です。昭和16年(1941年)に村上氏の所有となった後に主屋の一部を改造したという能舞台の存在が特徴的です。敷地内には別棟の茶室もあり、能や謡曲の会、茶会などが行われてきました。
平成26年(2014年)4月30日に、所有者の村上梅子氏が逝去し、その後平成28年(2016年)に土地及び建物が鎌倉市に遺贈されました。
平成28年度(2016年度)に土地及び建物の寄附を受けたのち、対話型市場調査を経て、「旧村上邸の土地および建物における保存活用方針」を定め、「旧村上邸保存活用事業実施主体選定公募型プロポーザル」を行いました。
プロポーザルの結果、選定された株式会社エンジョイワークスと定期賃貸借契約を締結し、令和元年(2019年)5月から保存活用事業を開始しています。
旧村上邸の保存活用事業は、平成30年(2018年)6月15日付けで内閣総理大臣から自治体SDGsモデル事業に選定されました。
旧村上邸の運営は、保存活用事業者である株式会社エンジョイワークスが行っています。
お問合せは、旧村上邸―鎌倉みらいラボ―( 外部サイトへリンク )
旧村上邸は鎌倉市景観重要建築物等に指定されています。
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