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更新日:2022年11月30日
発表日:2022年11月28日
本日は、お忙しいところお集まりいただきまして、ありがとうございます。
早速説明をさせていただきます。1件目「アサガオ鉢を活用したアップサイクルの実証実験」についてです。
この度、学校教育活動において、株式会社リコー及びリコージャパン株式会社と教育委員会との協働によりまして、市立小学校16校の授業で児童が使用したプラスチック教材のアサガオ鉢を回収し、3Dプリンタの材料であるフィラメントとしてアップサイクルする実証実験を開始しました。
作成した再生フィラメントは、STEAM(スティーム) Lab(ラボ)実証研究校である手広中学校において活用することで、持続可能な社会の在り方について学ぶことができるSTEAM(スティーム)教育授業カリキュラム及び事業実践を進めていく予定です。
続きまして2件目「市議会12月定例会 提案議案」についてです。
市議会12月定例会が12月7日に開会されることになりましたので、提案予定の議案についてお知らせをいたします。
今回、提出を予定している議案は、
条例の一部改正が9件、
一般会計の補正予算が1件、
下水道事業会計の補正予算が1件、
その他として、市道路線の認定などが7件、
人事案件が4件、
報告が3件となっています。
何件か、私からご説明いたします。
まず、「鎌倉市役所の位置を定める条例の一部を改正する条例の制定について」です。
市庁舎現在地の利活用を含む本庁舎等整備事業の取組は、移転先を深沢地域整備事業用地内の行政施設用地に定めるとともに、市庁舎現在地については「市民サービスの提供・公共施設再編と民間機能導入による賑わいや憩いの創出」を利活用の基本方針として定めました。
この度、本庁舎の移転整備による鎌倉市役所の位置の変更の手続を進めるものとして、当該条例の一部を改正しようとするものです。
施行期日は、規則で定める日からを予定しています。
次に、「地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について」は、令和5年4月1日から施行される地方公務員法の一部を改正する法律の内容を踏まえた条例改正を行おうとするものです。
まず、鎌倉市職員の定年等に関する条例ですが、定年年齢を60歳から65歳に引き上げます、なお、令和5年度から2年ごとに1歳ずつ引き上げ、令和13年度に完成するものです。
管理監督職につきましては、勤務する上限年齢を60歳としますが、職務の遂行上特別な事情がある場合は、引き続き管理職として任用を可能とします。
また、鎌倉市職員の給与に関する条例についてですが、定年前再任用短時間勤務職員の導入に伴う規定の整備を行うとともに、60歳到達年度の翌年度以降は昇級停止とし、当分の間、職員の給与月額は60歳に達した日以後、7割水準とします。
続きまして、今回の補正予算については、9月に引き続き、電気・ガス・食料品等の価格高騰に対応する事業として、民間保育所や公衆浴場・バス・タクシー事業者への支援に係る経費を計上しました。
また、物価高騰などで、家庭内の教育費に影響が出ることも想定されることから、こどもたちが豊かな教養を育むことができるよう、令和5年1月1日時点で住民登録のある平成16年4月2日以降に生まれた0歳から18歳以下の子ども達に対し、直接、5千円の図書カードを配布する事業に係る経費を計上しました。
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