ページ番号:39408
更新日:2025年5月8日
ここから本文です。
記者発表資料発表日:2025年5月8日
本日は、お忙しいところお集まりいただきまして、ありがとうございます。
それでは「ゴールデンウィーク期間中の鎌倉市の状況」について、説明をさせていただきます。
鎌倉市では、ゴールデンウィーク期間中において、各鉄道ほか関係機関と連携し、安全対策、観光の分散化をはじめとした混雑緩和や適切な行き先案内、また観光におけるマナー周知などを図り、市民及び観光客の皆さまがともに「鎌倉の休日」を快適に過ごせるよう取組を行いました。
まず、観光客の状況ですが、今年のゴールデンウィークは5月3日から6日の4連休で、株式会社NTTドコモの「モバイル空間統計」によると、鎌倉駅周辺の混雑のピークは5月4日午後2時頃であり、前年比の約136%を記録するほか、雨天であった5月6日以外は、前年比120~130%程度で推移していました。
なお、ゴールデンウィーク期間中の列車の乗降客数は、JR鎌倉駅が昨年より1割弱の増加、江ノ電鎌倉駅が昨年より2割弱の増加と伺っています。
次に、ゴールデンウィーク期間中に実施した内容とその結果です。
多言語ボランティアガイドについてですが、市では、期間中、鎌倉駅及び長谷駅前等に合計6名の多言語ボランティアガイドを配置し、駅前に滞留する国内・海外からの観光客に手荷物預かりの案内、観光情報の提供や徒歩での周遊ルートの案内を計5,701名に行うなど、駅前の混雑緩和とホスピタリティ向上に努めました。
また、長谷エリアへの歩く観光を促す施策として、長谷エリアへの歩く観光を促す誘導看板を設置したほか、SNSを利用した観光マナー啓発、主要観光スポットの混雑状況が分かる「鎌倉観光混雑マップ」の周知を行うことで、観光分散化を図りました。
また、ポイ捨て防止のためのごみ持ち帰りキャンペーンの実施についてですが、4月29日に「まち美化推進員」の皆さまと市民協働により、鎌倉駅周辺でごみ持ち帰りの周知啓発を実施し、14名で約1,500個のティッシュを配布しました。
江ノ電鎌倉駅西口改札における沿線住民等優先入場の社会実験についてですが、社会実験の対象とした5月3日から5月5日までの間は駅改札口の入場規制は行われず駅構外に入場待ちの列は生じなかったため、優先入場の実施には至りませんでした。
この他、交通混雑が見込まれた鎌倉駅東口駅前広場、小町通り、鎌倉高校前駅付近及び八幡宮前交差点に、鎌倉市交通安全対策協議会及び市におきまして、延べ68名の交通誘導員を配置し、交通誘導と交通安全の対策に取り組みました。
なお、5月6日に予定していた「クリーンアップ鎌倉うみの部」は、荒天により中止となりました。
ゴールデンウィーク期間を通して、市民の皆様にもご理解・ご協力いただきながら、大きな混乱なくゴールデンウィークを終えることができたことに感謝申し上げます。
説明は以上です。
5月20日(火曜日)14時00分から、鎌倉芸術館大ホールにおいて、東アジア文化都市2025鎌倉市開幕式を行います。
第1部の「開幕式典」では、本市の郷土芸能のご披露につづき、各開催都市のご紹介などを行います。第2部の「日中韓文化芸術交流祭」では、各開催都市の芸能団による文化公演などを予定しています。
まだお申し込みが可能ですので、ぜひこの機会をお見逃しなく、多くの方にご参加いただければと思いますのでよろしくお願いします。