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更新日:2023年9月4日
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子どもと高齢者の交通事故防止を基本として、次の3点を重点的に実施します。
近年、自転車利用のマナーの低下が社会的な問題となっています。正しいルールで、安全に利用しましょう。
また、事故を起こすと責任が問われます。万が一の事故に備え、保険に加入しましょう。自転車の保険には、自動車保険などに特約で加入できる商品もあります。
(※注)幼児用座席の同乗などを除く
散歩や運動時に犬を放して遊ばせることに対し、苦情が寄せられています。つながれていない犬を怖いと感じる人もいます。県の条例で、犬はつないでおくよう定められています。散歩をさせるときは必ず引き綱を付けましょう。
散歩や運動のときに排泄したふんは、飼い主が責任を持って持ち帰り、尿は、ぺットボトルなどで水を携帯し、すぐ洗い流しましょう。公共の場や他人の土地を汚物で汚さないことは、県の条例で飼い主の義務とされています。
猫はなるべく屋内で飼い、家で排泄するよう、しつけましょう。また、迷い猫になったときのため、連絡先を書いた名札を付けましょう。
市では、飼い主の皆さんにマナー向上を呼び掛けるプレートを配布しています。環境保全課・支所にあります。
狂犬病は人と動物の共通感染症です。発症した場合、ほぼ百パーセント死亡するといわれる怖い病気です。このため狂犬病予防法により、飼い主には犬の登録(生後91日以上)と毎年1回の狂犬病予防注射の接種が義務付けられています。
望まない子犬や子猫が生まれないよう、不妊・去勢手術を受けさせましょう。飼い猫の手術には助成制度があります。
市民通信が身近な話題をリポート
8月初めの暁方、私はぼんやりとした頭の中で蜩(ひぐらし)の声を聞く。彼らはひとしきり見事な声明(しょうみょう)を唱えると、辺りの明るさに反応してかその神秘的なお務めをぴたりと止める。
昔、三方を山で囲まれている鎌倉は山を越えると鎌倉の外、つまり府外と考えられていたので、私が住んでいる今泉は北の府外となる。
この辺りは緑が濃いせいか、蜩の他にも散在ガ池の森からは春から秋にかけてアオバズクの声が聞こえてくるし、6月には多聞院や熊野神社の裏山でシュレーゲルアオガエルのコロコロという優しい声やキツツキのドラミングも聞いた。地形的に起伏が多いので鳥や虫達の声が響(とよ)んで聞こえるのも趣深い。
ここ今泉には鎌倉幕府成立当初から北方鎮護の毘沙門堂が置かれている(現・白山神社)。大蔵御所の真北に位置するように平安時代からの都市計画や風水理論に基づいて建立された神社と伝えられている。毎年1月8日の大注連(しめ)祭では、当地でハガチと呼ばれる大ムカデを模した注連縄を氏子たちが縒(よ)り上げる。実際、山間地であるこの地域では、梅雨時から夏にかけ、このハガチが多く見られる。暮しに身近な生き物の中からハガチを選び、神のメッセンジャー(お使い)としているのも興味深い。
【大船地区 菊地 眞】
文化人権推進課 電話61-3872
料金表示のない催しは無料
総合防災課…内線2614
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