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更新日:2024年3月26日

鎌倉市まちづくり条例制定

 1964年(昭和39年)、鶴岡八幡宮の裏山の宅地造成計画に対する市民の反対運動(御谷騒動)が起こり、日本初のナショナル・トラスト運動が行われました。これがひとつのきっかけとなり、古都における歴史的風土を宅地開発の波から保存するために古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法が制定されました。

 大規模な開発が増えたことに伴い、京都や横浜など全国各地において景観保全に対する動きが活発になり、本市においても、市民による緑地保全のための開発反対運動や良好な住環境を守るために建築協定や住民協定の締結が行われました。 市では、さまざまな指導要綱を制定し、さらに鎌倉駅周辺の建築物の最高高さを15m以下とするよう事業者に対して行政指導するなど、景観、緑地、住環境保全の取組が始まりました。

 「市民自治の確立」「人間性豊かな地域づくり」「環境共生都市の創造」を三つの基本理念とした第3次総合計画が策定され、これを実現するため、「市民参画」「公共の福祉を優先する土地利用」「古都における歴史的風土の保存」「人と自然の共生、環境への負荷が少ない持続的に発展する社会」の4つを理念とし、計画的な土地利用と市民参画によるまちづくりを推進するため、「鎌倉市まちづくり条例」を制定しました。同条例には、自主まちづくり計画の制度が規定され、市民主体のまちづくりの仕組みが整いました。

詳しくは、「鎌倉市まちづくり条例」及び「かまくらまちづくり読本」をご確認ください。

お問い合わせ

所属課室:共生共創部企画課企画担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎2階

電話番号:0467-23-3000

メール:keiki@city.kamakura.kanagawa.jp

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